コロナで保険を考えるのは?「①短期リスク」

   2020/05/15

「コロナにかかるかもしれない」と保険相談に来られる方々が増えているそうです。
それって本当に良いのか?
個人的な見解を書かせていただきます。

結論から言うと

【不要な保険に入ってしまって将来に損する】

可能性が高いです。

保険で考えるべきリスクは3つです。

①短期リスク
②長期リスク
③老後リスク

それぞれにコメントをいたします。

①短期リスク

短期的な病気やケガ、失業と転職、一時的な所得低下…
「仕事に復帰できる」前提で、短期的なお金への心配です。

ここに対しては「緊急予備資金」という考え方があるのですが…
聞いたことはあるでしょうか?
「生活費の3~6ヶ月分」を現金/銀行預金で用意しておけば良いと言われております。

新型コロナ発症も短期リスクであり、医療保険や所得補償保険で
新型コロナ発症の時にお金を受け取れるようにできますが…

・医療費→新型コロナは「指定感染症」なので公費負担、食事代も不要だが日用品は自己負担
(※ざっくり年収700~1,000万以上=住民税が56万4,000円を超える人は、月2万の自己負担あり)
https://gemmed.ghc-j.com/?p=33308
・給与→有給休暇で休んだ分がフォローできるなら影響なし
・休業手当→会社からの指示で休むなら、通常の60%が出る
・労災給付対象→業務や通勤が理由で新型コロナが発症なら給付金あり
https://part.shufu-job.jp/news/solution/12724/

残業が無くなったとか、会社が休業したとか潰れたとかもありますね。

医療保険や所得補償保険は「傷病」が支払対象のため、
残業が無くなったり会社が休業したりではお金は支払われません。
新型コロナ感染率が100万人に対して400人の割合で0.04%。
https://web.sapmed.ac.jp/canmol/coronavirus/japan.html
保険料を月2,500円=年3万の支払で入院14日した時の給付金が7~14万だとして、
新型コロナでの保険金の支払期待値は0.28~0.56万。
全ての支払いだと事業費率(経費、医療保険の場合)が15%前後として、保険金の支払期待値は2.55万。
正直、保険で得をしようと思うのは間違いです。

まずは、緊急予備資金の確保を優先することをオススメします。
そして新型コロナ感染での所得低下に耐えきれないなら「損することを覚悟で」医療保険や所得補償保険を検討する

[チェックポイント]

(1)緊急予備資金は足りているのか?(銀行預金残高、会社のサポート、親族からの借り入れ可否、フリーローン可否)
(2)コロナ感染時の所得低下はどのパターンなのか?(雇用形態、有給休暇の残日数、会社のサポート)
(3)失業した時に再就職が可能なのか?(再就職の可否、転職/職種変更での給与低下にどこまで耐えられるか)
(4)新型コロナ感染時の時の所得低下に対して、耐えきれないなら「損することを覚悟で」医療保険や所得補償保険を検討する

続きます

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